秋になり気温が下がってきましたね。これからの季節は寒い日が続くので、周りに風邪をひいている人が増え始めていませんか? 風邪だけじゃなく、インフルエンザまで流行りはじめると厄介ですよね。
そんな季節の変わり目に、漢方薬剤師の筆者はすでに始めている対策があります。患者さんと接している薬剤師が風邪でダウンしたら大変です。
今回は漢方薬剤師である著者が、風邪とインフルエンザの対策に役立つ免疫力アップ術をご紹介します。
■うつ伏せでゴロゴロする
免疫力アップといえば、きれいな腸であることがポイントです。腸はリラックスした状態で、良質な睡眠を十分にとり、バランスのとれた食事を摂ることで良い状態が保たれます。
しかし、最善を尽くしているのに「腸の状態があまりよくないな……」とお悩みの方は多いと思います。
そんなときに効果的なエクササイズをご紹介します。ゴロゴロと寝るだけなので簡単にできますよ。
【ゴロゴロエクササイズ・プロセス】
(1)クッションや畳んだタオルを用意し、それらをおヘソの下に位置するように置き、床にうつ伏せで10分程度寝る
(2)その後、10分程度お腹をゴロゴロと左右に揺らす
腸の動きが活発になり、お腹の張りや便秘の解消効果が期待できます。食後に行う場合は、3時間ほど時間をあけてくださいね。
■お尻にカイロを貼る
脂肪の少ないお尻の割れ目の上の方に貼るのがオススメです。この部分は、神経や血管も集中していて脂肪も少ないため、熱が内臓に伝わりやすいのです。
内臓が温まり正常に働くことで、免疫力の低下を抑えることができます。寒いなと感じたときは下着や洋服の上からカイロを貼ってみましょう。さらに、この方法は下半身太りが気になる方にもオススメです。
■納豆を食べる
納豆は発酵食品で腸にいいという面でも、体が弱っているときのオススメ食材です。
『美レンジャー』の過去記事「始めた人から出ッ腹解消!納豆もパワーUP“ダブル発酵食品”が凄い」でお伝えているように“ダブル発酵食品”として食べるのが特にオススメです。
寒くなってきたのでキムチや豆板醤などカプサイシンの入った発酵食品と納豆を合わせて食べると最強ですね。食生活に上手に取り入れましょう。
移動中や会社など人が多い場所では、一人でも風邪やインフルエンザにかかった人がいれば、感染は広がっていきます。自分の健康は自分で管理できるよう、日々気をつけてみましょうね。 『美レンジャー』より
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